導入事例
株式会社イトーキエンジニアリングサービス様
- 利用目的
-
- 遠隔現場支援
- バーチャルオフィス
- 業種
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- その他サービス業
- 社員規模
-
- 100~500名
「オフィス間の常時接続」「スマートグラスを用いた遠隔現場支援」、既存の会議システムではカバーできない用途にLiveOnを活用!
写真左から順に、
テクニカル統括部 東日本技術部 東日本技術1課 松川 文哉様
テクニカル統括部 東日本技術部 東日本技術1課 河田 裕様
テクニカル統括部 東日本技術部 東日本技術1課 課長 原口 秀幸様
経営企画本部 人事プロジェクト室 人事課 金子 貴大様
導入前の課題
- 各事業所とのコミュニケーションが少ない
- 繁忙期には迅速な情報共有が求められる
- メンテナンス現場は単独作業が多く、支援が届きにくい
LiveOnで解決!
- オフィス間の常時接続で社内コミュニケーションを促進
- 複数拠点間でリアルタイムに情報共有ができる環境を実現
- スマートグラスの活用で単独作業を遠隔支援
導入前の課題
各事業所とのコミュニケーションが少ない
30年の実績と信頼を活かし、オフィスの空間づくりから運用までをサポートする株式会社イトーキエンジニアリングサービスでは、各事業所のオフィスを接続して空間共有をする「常時接続」と、スマートグラスとLiveOnによる「遠隔現場支援」の異なる2つの用途でLiveOnを活用している。
全国主要都市に6つの事業所を展開する同社では、各事業所とのコミュニケーションが少ないことが課題となっていた。繁忙期には迅速な情報共有が重要であることに加え、震災などの発生時には各事業所の状況を即座に把握する必要がある。そのため、リアルタイムに各事業所とコミュニケーションが取れる方法を模索していた。
メンテナンス現場では単独作業が多く、支援が届きにくい
メンテナンスなどを行う現場では単独での作業が多く、作業者に対する支援が届きにくい状態であったという。電話でのやり取りでは詳細な状況や臨場感が伝わりにくいため、現場のリアルタイムな映像を共有しながら遠隔で支援ができるITツールの導入を検討することとなった。
LiveOn選定の決め手
現場の映像が鮮明に確認でき、双方向でスムーズに会話ができる
当初は遠隔現場支援をメイン用途と想定して検討を始めたため、現場の映像が鮮明に確認できること、双方向でスムーズに会話ができることを重視していた。関連会社からLiveOnとスマートグラスによる遠隔現場支援ツールを紹介され、品質面やスペックも優れていることから、導入を即決したという。
また、LiveOnはベースがWeb会議システムであることから、常時接続などの他用途に展開できる拡張性も魅力的であった。
ご活用用途
6つのオフィス間を常時接続、大型モニターでお互いの映像をいつでも確認
事業所間の常時接続では、オフィスフロアに大型モニターを設置し、お互いの映像をいつでも確認できる状態にしている。導入当初は、「カメラが近くにあると落ち着かない」という意見もあったというが、すぐにそういった環境にも慣れ、在籍状況などを簡単に確認できる常時接続の利便性が浸透している。今ではオフィスの風景の一部として溶け込んでいるという。
繁忙期には関連部署を常時接続、すぐにコミュニケーションが取れる環境に
3月が繁忙期となる同社では、毎年その時期に対策チームを立ち上げている。そこでも、各拠点をLiveOnで常時接続、カメラだけでなくマイクも常時ONにしており、必要な時にすぐにコミュニケーションが取れる環境を実現している。
大型機械の中での作業を事務所から遠隔支援
遠隔現場支援ツールとしては、大型機械を取り扱うメンテナンスの現場で活用している。大型機械の中で作業を行う作業員はスマートグラスを装着し、その映像を事務所側で確認、遠隔での支援を行っている。
両手が空いた状態で作業をしながら会話ができ、事務所側では複数名がそれぞれのパソコンから現場の映像を確認できる点は電話との大きな違いであり、現場作業の効率化や生産性の向上を実現するツールとして有効活用している。
導入後の効果・感想
離れたオフィスの様子がひと目でわかり、“気軽なコミュニケーション”の促進に
常時接続をするようになってからは、他のオフィスの様子に関心を持つことが増え、拠点間の距離が縮まったと感じている。日常の業務では、「席にいるのであればちょっと話がしたい」という“気軽なコミュニケーション”も重要である。これまでは相手の状況がわからないため躊躇してしまうこともあったが、今では相手が席にいるのか、応対できる状態なのかがひと目で確認できるようになり、状況に応じて適切なコミュニケーションが取れるようになったという。特に新型コロナウイルスの影響が広がってからはコミュニケーションの機会が減っているので、コミュニケーション活性化のツールとしても役立っている。
常時接続で連携を強化、繁忙期のスムーズな業務遂行に大きな効果を発揮
対策チームの常時接続では、同じ空間にいるのと変わらないスピード感とリアルタイム性を実現している。少しの無駄も省きたい繁忙期において、電話やWeb会議に接続する手間が省ける利便性はもちろんのこと、複数名が同時に会話できることで、迅速かつ効率的に情報共有ができるメリットも非常に大きいという。最新の動向をリアルタイムに把握し、拠点間の連携が取りやすくなることで、繁忙期におけるスムーズな業務遂行に大きな効果を発揮している。
現場の状況を映像で共有できることが大きな強み
これまでは現場の状況を言葉で説明することに苦労していたが、映像で状況を共有できるようになったことで、現場⇔事務所間の情報共有の質が大きく向上している。また、ハンズフリーで作業ができるので、スマートグラス越しに手元作業の様子をクローズアップし、それを事務所から複数名が同時に確認できる点もメリットが大きいという。映像で共有できる強みを実感するとともに、支援が届きにくい単独作業を支えるツールとして手応えを感じている。
LiveOnを活用した今後の事業展開など
遠隔地の工場で行う現地研修では、試験機の操作の様子などを現地研修に参加できないメンバーに対して映像で共有することで、教育や技術継承に役立つのではないかと感じている。
お客様のオフィスや工場などが現場になる場合、セキュリティ面の制約などから利用できる範囲が限られているが、そういった制約がクリアできる環境になれば、積極的に活用を広げていく予定である。
お客様プロフィール
- 設立
- 昭和59年12月18日
- 資本金
- 5,000万円
- 役職員数
- 229名(2021年4月現在)
- 本社所在地
- 東京都中央区入船1-8-2 住友入船ビル2号館 5階・6階
- 事業内容
- オフィスの移転サービス・オフィス家具什器施工サービス・オフィス内装工事・金庫設備、物流設備、公共商品等の施工、管理、保守メンテナンスなど
- ホームページ
- https://www.itoki-es.co.jp/
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